現在行われているFIFA女子ワールドカップ。

優勝候補筆頭のアメリカ代表があわやグループステージ敗退の危機に晒された。

グループEを2位で突破したのだが、最後はひやひやの展開だったのだ。

1日にグループステージ最終戦でポルトガルと対戦すると、スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムに大ピンチが到来。

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相手選手が放った決定的シュートはポストを直撃して、アメリカは何とか救われた…。

結局、試合は0-0で終了。2位アメリカは勝点5、3位ポルトガルは勝点4とその差はわずか1ポイントだったので、あのシュートが決まっていれば順位は逆転していたのだ。

アメリカは女子W杯で一度もグループステージ敗退になったことがなく、国内では動揺が広がっている模様。

『USA Today』は「アメリカは生き残ったが、あのポストがなければ、史上最大の敗戦になっていた」、『Washington Post』も「完全に迷子になったアメリカは、奇跡のポストに救われた」、『New York Post』でも「アメリカは最も悲惨な敗北寸前に追い詰められた」などと伝えている。

FOXで解説した元アメリカ女子代表のカーリー・ロイドは「何事も当然だと思っていはいけない。このユニフォームを着て、全力を賭す。その情熱が見られない。意欲がなく、退屈そうで、(勝つのが)当然という態度。勝つこと、練習すること、最高の選手になるために全力を尽くすこと、そういうものがない」と指摘。

また、元アメリカ男子代表DFアレクシー・ララスも「最悪」のパフォーマンスであり、チームは混乱していると述べてた。

アメリカは6日に決勝トーナメント1回戦を戦う。そこで勝利すれば、準々決勝でなでしこジャパンと対戦する可能性がある。

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