愛媛FCは31日、海外移籍の準備のためクラブを離れていたMF行友翔哉が、ポルトガル1部リーグのファマリカンへ期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は2023-24シーズン。

行友翔哉は2005年1月5日生まれの18歳。名前は「ゆくとも とき」と読む。

山口県山口市に生まれ、U-15までは地元のレノファ山口FCに所属。U-18から愛媛FCの一員となり、2種登録されていた昨季J3で6試合に出場、いきなり3ゴールを記録した。

そんな行友は今年6月、U-19日本代表としてフランスで開催されたモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン)に出場。

年上相手にチームとして苦戦するなか、18歳の攻撃的MFは衝撃のフリーキック弾を決めるなど印象的なプレーを見せていた。おそらくこの大会での活躍が今回の移籍につながったと思われる。

以下は移籍が決まった行友のコメント。

「この度FC Famalicãoに移籍する事になりました。
まずはこのFC Famalicãoという素晴らしいクラブに移籍できた事を誇りに思います。
愛媛のサポーターの皆さんの前でご挨拶が出来なくてすいません。
この移籍が決まるまでにたくさんの方々が動いてくれました。
関わって下さった方々に本当に感謝しています。
愛媛FCを背負ってプレーしたアカデミーを含め3年半という時間はサッカーと自分と向き合えたとても有意義な時間でした。
周りの人に恵まれてとても楽しく過ごせた時間でした。
この話があってから、夢を追う1人のサッカー大好き小僧としてはチャレンジする以外の選択肢はありませんでした。
自分にとっても大きな出来事ですが、自分が今まで関わってきた山口や愛媛などの地方クラブのみならず、プロを目指す少年・少女に夢を与えられる出来事かなと思っています。
厳しい世界に行く事は重々承知しています。
ただこの経験全てをポジティブに捉えられると自分は思っています。
経験しに行くわけではなく自分で全てを勝ち取りに行きます。
目の前の1日、1分、1秒に全力で向き合いながら、大きな目標に向かって命を懸けて頑張って行きます。
今後とも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

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ファマリカンはポルトガル1部で昨季8位の中堅クラブ。今季も3節終了時点で同じく8位につけている。

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