昨年夏にアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに加入したブラジル代表FWアントニー。
8200万ポンド(およそ150.4億円)もの移籍金が支払われた選手で、しかもエリック・テン・ハフ監督の指導を受けた経験を持っていたこともあり、すぐに活躍してくれることが期待されていた。
しかしそれからの公式戦50試合で10ゴール5アシストとあまり目立った成績を残せておらず、一貫性あるプレーが出来ているわけではない。
『Mirror』によれば、かつてスコットランド代表としてプレーした名FWアラン・ブラジル氏は、『Talksport』で以下のように話していたという。
アラン・ブラジル
「アントニーは、アンソニー・ゴードンがサイドバックに対してやっていることを見るべきだよ。そしてブライトンの少年(三笘薫)もね。
彼がやらなければならないことは、インサイドに切れ込むこととアウトサイドに仕掛けること、その両方をミックスしていくプレーだ。
その中で加速やスピードを使って相手を攻撃していかなければならないのだが、アントニーはそれが出来ていない」
また、同席していた元アストン・ヴィラの快速FWガブリエル・アグボンラホールも以下のように答えたという。
ガブリエル・アグボンラホール
「それは確かにゴードンがやったことだね。前半はアウトサイドを主体に使って、後半はそれを変えたりした。
彼はアレクサンダー=アーノルドを置き去りにしてクロスを入れたりしていた。アントニーはそれが出来ていないね。とはいえ、前よりはいいプレーをしているよ」
アンソニー・ゴードンは現在ニューカッスル・ユナイテッドに所属しているウインガーで、この4試合で2ゴールを決めるなど好調なプレーを見せている。
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三笘薫と合わせて現在プレミアリーグで最も乗っているウインガーであり、アントニーは彼らからプレーの選択を学ぶべきである…と言われているようだ。