2019-20シーズンのELで、ユナイテッドはコペンハーゲンを延長戦の末に1-0で下して準決勝に進出。

だが、GKカール=ヨハン・ヨンソンに大いに苦しめられた。30歳の守護神は延長戦を含めて13度ものセーブを記録。

90分から途中出場したマタもヨンソンに苦しめられたが、120分間の死闘を終えた後にこんな労りを見せていた。

君はすごかった!という素敵な笑顔で相手を讃えていたのだ。

また、マタはユナイテッドを切り裂いた相手FWラスムス・ファルクに対しても「フォルク、君はよくやったよ!素晴らしい試合をしたね」と讃えるビデオメッセージを送っている。

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そんなマタが神戸で背負う背番号は64番。

これは昨シーズンプレーしたガラタサライでもつけた番号だ。

『AS』によれば、「昨年(2021年)、母が亡くなった。64歳だった。ずっと一緒だと感じたかったんだ。父が生まれたのも1964年。だから、64番を選んだ」と理由を説明していたそう。

愛すべき人格者で家族思いでもあるマタがJリーグでどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

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