チェルシーが保有しているエクアドル人MFケンドリー・パエスが、わずか16歳でA代表デビューを飾った。
ケンドリー・パエスは2007年5月4日生まれ。エクアドルのグアヤキルで生まれ、モイセス・カイセドらを育てたインデペンディエンテ・デル・バジェでプレーしているアタッカーだ。
今年2月に行われた試合で15歳にしてトップチームに先発出場し、エクアドルリーグの歴史上最年少出場記録を更新したことで大きな話題に。
5月にはU-20ワールドカップに飛び級で出場し、大会の歴史上最も若い年齢でゴールを決めることに成功。
そして今年6月にはチェルシーが1700万ポンド(およそ30.9億円)もの移籍金を投じて獲得し、18歳の誕生日を迎えるとともに加入するという契約を結んでいる。
さらに今回行われたウルグアイ戦でエクアドル代表の歴史上最も若い代表選手となったほか、南米全体でもあのディエゴ・マラドーナに次ぐ2位の若さでのA代表デビューであったという。
また61分にはフェリックス・トーレスの決勝ゴールをアシストし、2-1の勝利にも貢献。上々のデビュー戦を終えている。
豊かな才能を持つケンドリー・パエスは、成熟したメンタリティと高いテクニックを備え、ウイングでも攻撃的ミッドフィルダーでもインサイドハーフでもプレーできる左利きの選手。
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攻守に渡る献身的なプレーができることから「アンヘル・ディ・マリアのよう」と評価されているそうで、今後のさらなる活躍が期待されている。