アルビレックス新潟シンガポールは14日、FW李忠成が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。
李忠成選手が2023シーズンをもって現役を引退することになりましたので、お知らせいたします。
なお、9/16(土)のリーグ最終戦終了後には引退セレモニーを行い、サポーターの皆様へ選手よりご挨拶いたします。
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— Albirex Niigata FC (S) / アルビレックス新潟シンガポール (@ALB_S_FC) September 14, 2023
李忠成は1985年12月19日生まれの37歳。FC東京のアカデミーから2004年にトップ昇格すると、翌年完全移籍した柏レイソルでブレイク。
2009年に移籍したサンフレッチェ広島でも活躍し、日本代表として出場したアジアカップ2011ではオーストラリアとの決勝で見事な決勝弾を叩き込んでみせた。
Japan's 🇯🇵 Tadanari Lee scored a beautiful goal against Australia 🇦🇺 to help his side clinch its fourth AFC Asian Cup in 2011.
“I could talk about this goal forever," he said reminiscing seven years later.
What did you think of that celebration? 🎯🏹 pic.twitter.com/4JbHg90Dzm
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) November 14, 2018
翌2012年、イングランドのサウサンプトンへ移籍。帰国後はFC東京、浦和レッズ、横浜F・マリノス、京都サンガF.C.に所属し、2022年からはアルビレックス新潟シンガポールでプレーしていた。
以下は引退を決めた李忠成のコメントの一部。
「今シーズンをもって現役から退く決断をしました。当然1人では20年間プロサッカー選手としてプレーを続けることはできませんでした。私の家族、チームメートとスタッフ、サポーター、スポンサーの方々含めて全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、20年間プロサッカー選手としてプレーさせていただいた、FC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜Fマリノス、京都サンガFC、アルビレックス新潟シンガポールの8チーム、本当にありがとうございました。 20年間のキャリアを振り返ってみると、当然悔しい時、悲しい時もありましたが、いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました。 プロサッカー選手は今年で引退しますが、これからもサッカーには携わっていきたいので次のステージでサッカー界に貢献していきたいと思っています。
サッカー選手引退後の活動の一つとして、来年より、日本1周をしながら47都道府県の子供達にサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています。
こちらも次の挑戦として期待してもらえればと思います。(以下略)」
今週末、16日(土)のリーグ最終戦終了後に李忠成の引退セレモニーが行われるとのこと。
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なお、アルビレックス新潟シンガポールは今季シンガポールプレミアリーグを制し、2度目の連覇を達成。李は23試合に出場、9ゴールを決めている。