アルビレックス新潟シンガポールは14日、FW李忠成が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。

李忠成は1985年12月19日生まれの37歳。FC東京のアカデミーから2004年にトップ昇格すると、翌年完全移籍した柏レイソルでブレイク。

2009年に移籍したサンフレッチェ広島でも活躍し、日本代表として出場したアジアカップ2011ではオーストラリアとの決勝で見事な決勝弾を叩き込んでみせた。

翌2012年、イングランドのサウサンプトンへ移籍。帰国後はFC東京、浦和レッズ、横浜F・マリノス、京都サンガF.C.に所属し、2022年からはアルビレックス新潟シンガポールでプレーしていた。

以下は引退を決めた李忠成のコメントの一部。

「今シーズンをもって現役から退く決断をしました。当然1人では20年間プロサッカー選手としてプレーを続けることはできませんでした。私の家族、チームメートとスタッフ、サポーター、スポンサーの方々含めて全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、20年間プロサッカー選手としてプレーさせていただいた、FC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜Fマリノス、京都サンガFC、アルビレックス新潟シンガポールの8チーム、本当にありがとうございました。 20年間のキャリアを振り返ってみると、当然悔しい時、悲しい時もありましたが、いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました。 プロサッカー選手は今年で引退しますが、これからもサッカーには携わっていきたいので次のステージでサッカー界に貢献していきたいと思っています。

サッカー選手引退後の活動の一つとして、来年より、日本1周をしながら47都道府県の子供達にサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています。
こちらも次の挑戦として期待してもらえればと思います。(以下略)」

今週末、16日(土)のリーグ最終戦終了後に李忠成の引退セレモニーが行われるとのこと。

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なお、アルビレックス新潟シンガポールは今季シンガポールプレミアリーグを制し、2度目の連覇を達成。李は23試合に出場、9ゴールを決めている。

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