元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が来日。

18日には東京のセガ本社を訪れ、人気ゲーム『サカつく ロード・トゥ・ワールド(RTW)』のファンイベント「Owners' Fest. 2023 Autumn with デル・ピエロ」に参加した。

イベントでは「サカつく」らしく、デル・ピエロ自身が選んだベストイレブンを発表している。それがこちら!

錚々たるメンバー!

この中で、DFにロベルト・カルロス、フランコ・バレージ、ガエターノ・シレア、カフーを選んだ理由についてデル・ピエロは以下のように語っていた。

「日本の選手は選ばないように言われていましたので、それで中澤選手は外れました(笑)」※イベントには中澤佑二氏も参加

「DFに限らず、MFもそれからFWも、選ぶことはものすごく大変でした。

これをご覧いただけると分かると思うんですが、(パオロ)マルディーニもいませんし、(アレッサンドロ)ネスタもいませんし、(ファビオ)カンナヴァーロもいないんです。彼らは今ベンチにいるという状態になります(笑)。

バレージやシレアというのは、ディフェンスのコンセプトというのを作り上げたような存在ですから、やはり選ばざるを得ませんでした。素晴らしい選手なので選びました。

ロベルト・カルロスとカフーですけど、私は攻める側の役割でしたが、『嫌な存在』だったということでこの2人を選びました。つまり素晴らしい優秀な選手だったから嫌だったわけです」

シレアは70年代から80年代、バレージは80年代から90年代にかけて、それぞれユヴェントスとミランで中心選手として活躍。ともにイタリア代表の伝説的なリベロとして知られている。

デル・ピエロはマルディーニやネスタ、カンナヴァーロという同時代を生きた名DFの力を認めつつ、“カテナチオの国”イタリアのDF像を作り出したシレアやバレージをより高く評価したようだ。

【関連記事】守備大国イタリアが生んだ「史上最強DF」候補の5名

ちなみに、ローマやミランで長く活躍したカフーはもちろんのこと、ロベルト・カルロスとも彼がインテルに在籍していた1995-96シーズンに対戦している。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名