元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が18日、東京のセガ本社を訪問。

人気ゲーム『サカつく ロード・トゥ・ワールド(RTW)』のファンイベント「Owners' Fest. 2023 Autumn with デル・ピエロ」に参加した。

登場時、ファンの掲げたユヴェントスのユニフォームに嬉しそうな表情を見せていたデル・ピエロ。

世界的なレジェンドであることから、ゲームキャラクターとして同作に何度も登場。イベントでは「サカつく」らしく自身が選ぶベストイレブンなども発表している。

そんな彼が質問コーナーにて、ユヴェントスとイタリア代表でチームメイトだったロベルト・バッジョとの秘話を語った。

(ロベルト・バッジョさんとの印象的なエピソードがあればお願いします。バッジョさんとは今でも交流はありますか?)

「彼とは今でも良い関係を保っています。お互いに忙しいので、最後に会ったのは前回のワールドカップの時なんですけど、数日一緒に過ごしました。

イタリアは日本と非常に似ていて、すごく方言が多いんです。地方ごとの方言というのが、本当に別の言語といってもいいほど分かり合えないような、そんな方言が数多く存在します。

私の生まれた地方の方言と彼が生まれた地方の方言は非常に似ています。私がユヴェントスのチームに入ったのは18歳の時、非常に若い時だったんですけど、ロベルト・バッジョはすでに『ザ・ロベルト・バッジョ』として存在していました。

でもその時、彼が方言で私に話しかけてきてくれたんです。ですから私も方言で返事をするということをしたことによって、それ以降私たちはずっと方言を使って話をしているんです。

やはりその最初の瞬間に『あのロベルト・バッジョが方言で話してくれた』というのが一番印象に残っています」

デル・ピエロはヴェネト州トレヴィーゾ県コネリアーノ、バッジョはヴェネト州ヴィチェンツァ県カルドーニョと、ともにイタリア北東部に位置するヴェネト州出身。

方言という繋がりがあったことで、ユヴェントス加入当初から良好な関係だったようだ。

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10番タイプ同士ということで当時、対立関係が煽り立てられることもあった2人。しかし彼らの間では現在に続く良い関係が築かれていたとみられる。

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