FCトゥーン

FCトゥーン 2005-06 hummel CLホーム ユニフォーム

選手:リュボ・ミリチェヴィッチ

スイスの湖畔の街のスモールクラブ、FCトゥーンのCL“大躍進”を覚えているだろうか。

2002年に初めて1部昇格を果たした小クラブが2005-06シーズンはCL予選2回戦から出場し、ディナモ・キーウ(キエフ)やマルメなど格上のクラブを次々に撃破。1部昇格から3年後に奇跡のCL本戦出場を成し遂げる。

そしてさらに驚くことに、圧倒的最下位と目されていたアーセナル、アヤックス、スパルタ・プラハと同組のグループBをなんと3位で終えたのだ。CLは敗退となるも3位によりUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)へスライド出場している(最下位はチェコの名門スパルタ・プラハ)。

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アーセナルとの2試合は2敗したとはいえ、どちらも1点差(1-2、0-1)の接戦。とりわけ敵地ハイバリーでの試合はアディショナルタイムの失点による1-2の敗戦で、世界的強豪を相手にあと一歩のところで引き分けという戦いぶりは称賛された。

1万人収容の当時のスタジアムには満足な観客席がほとんどなかった(大半の座席はコンクリートで椅子席は1割にも満たなかった)。そのためUEFAの基準を満たせず、CLは同じベルン州にあるヤングボーイズの本拠地を借りて試合を行っている。

とても欧州最高峰を戦うようには見えない小さなクラブが残した、奇跡のような伝説のチームとそのユニフォームだ。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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