日本サッカー協会(JFA)は27日、定例のレフェリーブリーフィングをJFAハウスで開催。

今月ここまでに行われたJリーグ試合での事象について、セレッソ大阪戦でのディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)やガンバ大阪戦でのホセ・カンテ(浦和レッズ)など主にレッドカードが出た事例に関する共有がメディアに対して行われた。

判定がピッチ内外で話題になることが多い昨今、質疑応答では負担が心配されるレフェリー希望者の増減に関する質問もあった。JFA審判委員会の扇谷健司委員長は以下のように答えている。

「数としてはコロナがあったので多少は少なくなりましたけど、大きく減っているということはないです。

ただ仰るように、たとえばJリーグなどではなく3級や4級の方から聞くのは、一回アンケートを取ったことがあって、4級の審判の方たちにとって何が嫌ですかと聞くと、やはり文句…異議を言われることがつらいと。

実際にそういうケースもあるとは思うんです。やっぱり言われて嫌だから続けられないという。

一方で、若いユース審判員もいますし、学生の審判員もいます。ワールドカップやJリーグを目指してやっていきたいという人もたくさんいる。そういう状況だと思います。

なので、数字的にはそんなに大きな変化はないですけど、やはり(文句や異議を)言われることはあって、そこの苦しさを持っている方もいます」

大きな変化こそないものの、コロナを経たこともあり審判の人数自体は減っているとのこと。

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審判はサッカーというスポーツにおいて、選手、ボール、ゴールとともに不可欠な存在。それだけに、過剰な負担がかかることのないようにしていく必要はありそうだ。

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