PSGが3.5億ユーロ(551億円)を投じて建設した新しいトレーニング施設は今年6月にお披露目された(完全な開場は来年)。
超近代的な新練習場を使い始めてからまだ2か月ほどだが、『L'Équipe』によれば、すでにいくつかの問題が起きているという。
施設内の備品に質の悪いものがあるほか、他にも多くの不具合が確認されたとか。最も厄介になっているのは風。
パリ近郊のポワシーにある敷地内はとても風が強く、トレーニングの妨げになるほどだそう。トレーニングエリアが施設内の高い場所にあることも影響しているようだ。
この問題は数か月前にナースル・アルハライフィ会長が施設を訪れた際にも指摘されていたという。会長は近くにある高速道路からの騒音や施設内にオフィスがないことにも苦言を呈していた。
ただ、風は自然の要素だけに対処するのが難しい問題。施設内で働く従業員は、風を正面から受けると前に進むのすら難しい場所があるとも話している。