日本人選手の小川航基と佐野航大が所属しているオランダ・エールディビジのNECナイメーヘン。
このインターナショナルマッチウィークにあわせ、12日にはホームのコフェルト・スタディオンでユトレヒトとの親善試合を行った。
観客を入れずに行われたこのゲームでは、NECは今季初めて4-4-2のシステムを採用。小川航基と元オランダ代表FWバス・ドストを並べるという2トップを組んだ。
試合開始直後にはNECが大きなチャンス。左サイドからのクロスをフリーの佐野航大が見事なシュートに持ち込むも、惜しくもキーパーに弾かれてしまう(動画27分30秒~)。
そして10分には逆にユトレヒトが先制。NECのインターセプトミスで裏に抜け出したアントニー・デスコットがシュートを放ち、ネットを揺らした。
ただ、33分には佐野航大が高い位置で相手のパスをブロックし、それが中央に流れたところをバス・ドストが決めてNECが同点に追いつくことに成功する(動画59分40秒~)。
これによってようやく反撃のムードが高まってきたと思えたものの、42分にはショートコーナーからユトレヒトが追加点。スコアは1-2となった。
そして試合はこのまま終了。NECは後半あまり多くのチャンスを作ることができず、小川航基も迎えたいくつかのチャンスを決められなかった。
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なお、佐野航大と小川航基の両名ともにこの試合はフル出場となった。NECは来週土曜日にアルメレ・シティとの試合を戦う予定となっている。