鎌田大地が加入したラツィオの得点源であるエースFWチーロ・インモービレ。
2016年に加入するとクラブ史上最多となる通算196ゴールを決めてきた。
33歳の彼は2026年まで契約を結んでおり、サウジアラビアへの移籍を断って残留を決意。ただ、『A Bola』によれば、インモービレはラツィオ退団を示唆したという。
「多くの人が忘れているかもしれない。俺が加入した2016年当時はこんなではなかったことを。
誰が監督になるのかも分からない状態だった。
今はチャンピオンズリーグに出場しているのに、俺を追い出したいのか?
それが最高の評価だとは思わないが、いつもやってきたように前に進むつもりだ。
(サウジ移籍は)この夏にいくつかのオファーがあった時に検討した解決策だが、イタリア代表とCLでプレーを続けるためにそれを断った。
こんなシーズンスタートになった後、俺は自問自答した。全員ではないが、一部のファンから批判された後にね。
彼らは俺がやってきたことを見ていない。そうする代わりに彼らは俺を売ることでどれほどの金が入るのかを尋ねやがった。
それには傷ついたね。今は7月時点と同じ考えではない。落ち込んでいる時には『退団したほうがよかった』と思う。
以前は一生残ると確信していたのに、今は少しそう思えない。ちょっと傷ついた…1月や6月にどうなるかは分からない」
2015-16シーズンはセリエA8位だったラツィオ。インモービレ加入後は5位、5位、8位、4位、6位、5位、そして、2位と順位を上げてきた。
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ただ、今季は8試合時点で3勝1分4敗の13位と低迷。インモービレはサウジ移籍を断ってまで残留したのに一部のファンから批判されることに傷ついたようだ。移籍市場での退団も示唆したというが…。