欧州各地で行われているEURO予選。17日にはブリュッセルでベルギー対スウェーデン戦が行われる予定だったが、試合前にブリュッセル市内で銃撃事件が発生した。
『Expressen』によれば、2人が死亡し、数名が負傷するなどの被害が出たという。死亡したうちの一人はスウェーデン代表のユニフォームを着ていたとも。
自動小銃で銃撃を行った人物は発砲する前に「アッラーは最も偉大なり」と叫んでいたとされている。また、その人物はSNSに投稿した動画で「自分はIS。我々は自分たちの宗教のために生きて死ぬ。兄弟はムスリムのために復習を行っており、自分はスウェーデン人3人を殺した」などとテロ組織ISへの忠誠を誓っていたとのこと。
スウェーデン外務省もブリュッセルで2人が射殺された事実を把握しているが、容疑者は現場から逃走した。
ベルギー国内ではテロ警戒レベルが引き上げられ、事件から1時間半後にキックオフされたベルギー対スウェーデン戦は前半終了後に中断。
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『Aftonbladet』によると、スウェーデン側はプレーを続行しないこと決めたという。そのスウェーデン代表は「ベルギー警察は安全上の理由からスウェーデンサポーターがスタジアムに留まることを望んでいる」との声明を出している。