オランダ最強クラブに君臨してきた名門アヤックス。

だが、昨季3位に終わると5月に招聘したばかりだったテクニカルディレクターのスヴェン・ミスリンスタットをわずか130日ほどで解任するなど混迷している。

そのアヤックスは22日のユトレヒト戦に3-4で敗戦。これで公式戦8試合勝ちなし(3分5敗)となった。

Optaによれば、アヤックスの8戦未勝利は、オランダにプロサッカーができた1954年以降で最悪の記録だそう。さらに、アヤックスは降格圏内の17位に降下したが、これもクラブ史上ワーストの順位だとか。

ユトレヒト戦は2点ビハインドから3点を奪い返すも、終盤に逆転されるという痛恨の展開。

試合後、モーリス・ステイン監督は「ひどい。地面を突き破って沈殿するかもしれない。ここまで落ちるのは、ゴールを献上しているからだ。練習では毎日、守り方を説いている。ルールのひとつはDFラインに3人は残せというもの。4失点目ではそうなっていなかった。(現状は)アヤックスらしからぬものだ。だが、私はタオルは投げない。やり続ける」と述べいてたそう。

また、試合後にサポーターのもとに説明に行ったアヤックスFWスティーヴン・ベルフワインは「また負けて、またクソみたいな気分でここに立っている。この感情をうまく説明できない。0-2から3-2にしたのに負けるのはありえない。あまりに簡単に失点している。(サポーターのもとに)行かなければいけないと感じた。俺たちは彼らに借りがある。毎試合支えてもらっているからね。彼らからは何も悪口は言われなかった。俺は自分たちがベストを尽くしていること、そして、こんな順位にいたくないことを伝えたかった」と話していた。

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そのアヤックスは27日に三笘薫擁するブライトンとUEFAヨーロッパリーグで対戦する。

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