先週末に行われたスコティッシュ・プレミアシップのハーツ・オブ・ミドロシアン戦で4-1と勝利を収めたセルティック。

開始直後にマット・オライリーが先制ゴールを決め、さらに前田大然が23分に、古橋亨梧が51分に追加点を奪った。

そして81分には途中出場した岩田智輝が4点目。3人の日本人がゴールを決めたため、「ジャパニーズ・ハットトリック」とも言われる試合になった。

セルティックにおいてあまり出番が多くない岩田智輝にとっては、これは実に853分ぶりのゴールになった。

『The Celtic Star』はその岩田智輝について以下のように書いていた。

「昨季出場した18試合のうち7試合で先発した岩田智輝は、ピッチに立つたびに感動を与えていた。とくにタックルの強さとボールを持った際の冷静さは、彼にとって試合のハイライトになり、セルティックファンを興奮させた。

岩田智輝は様々なポジションでプレーすることができる。ただ彼が最も快適で効果的な役割は、中盤の守備的なミッドフィルダーだ。

6番のポジションを担ったカラム・マクレガーに代わる選手として、ブレンダン・ロジャーズ監督はこの勤勉な日本人に輝ける場を提供した。

ハーツ戦のあと、ロジャーズ監督は「トモは試合に出場してからいい貢献をしてくれた。彼は自分の試合にとても熱心に取り組む男であり、それは素晴らしいことだ」と話していた。

1年以上ゴールのない時間を過ごしてきた彼であるが、この多忙な冬のスケジュールにおいて自信に満ち溢れた状況でプレーできるだろう。

キャプテンのマクレガーに代わる役割を任せられる選手であり、試合時間が長くなればなるほどパフォーマンスは向上するであろう。

そして、セルティックの監督ブレンダン・ロジャーズほどそれを知っている人間はいないだろう。

今後の数週間において、我々はますます岩田智輝を見る機会が多くなるかもしれない」

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セルティックはこれから年末までチャンピオンズリーグのグループステージを戦わなければならない。またウィンターブレイクも1月3日以降となる上、日本代表の選手はそれからアジアカップに臨む可能性もある。

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