Jリーグは4日にオフィシャルX(旧Twitter)を更新し、JリーグYBCルヴァンカップを制したJ1アビスパ福岡FW城後寿の試合後にサポーターに語りかけるシーンを動画でアップした。

福岡の英雄がサポーターに向けて感謝を述べた。

試合後にカップリフトなどのセレモニーを済ませた福岡一筋在籍19年の城後は、サポーターが待つゴール裏へと駆けつけた。サポーターから手渡されたトラメガ(拡声器)を持った背番号10は「みなさん、感無量です」と吐露した。

この日行われた決勝では国立競技場に6万1683人の大観衆がスタジアムに来場した。城後は「これだけの多くの方が東京に来れるなら、博多にも来れるんじゃないんですかね」と観客席を煽り、サポーターもそれに応じて大歓声を響かせた。

続けて背番号10は「これで弱いアビスパともさよならです。これから求められることが多くなると思いますけれど、またみんなで強くなっていきましょう」とサポーターに呼びかけ、福岡サポーターのボルテージを高めた。

最後は「来年あそこにある星がユニフォームにつくと思うと、待ち遠しいですが、来年またたくさんのユニフォームを購入いただけるとクラブも助かりますので、ポチってください」と笑いを取りつつ、博多手一本で締めた。

博多手一本の前に涙を拭うような仕草を見せるなど、19年間福岡で駆け抜けた漢の喜びはひとしおだったようだ。

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Jリーグ参入28年目にして三大タイトルを始めて獲得した福岡は、来季ユニフォームに待望の星がつく。九州の盟主として城後とともにさらなるタイトル奪取を期待したい。

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