モナコで復調を見せていた南野拓実。アディ・ヒュッター新監督のもとでシャドーで起用されると得点に絡む活躍を続けていた。

だが、8月末以降ゴールがなく、6日に行われたブレスト戦ではついに控えに降格。

この日のモナコは3-4-2-1システムに戻したが、1トップにフォラリン・バログン、2シャドーにはアレクサンドル・ゴロヴィンと21歳のマグネス・アクリウシェが起用された。

ウィサム・ベンイェデルとともにベンチスタートになった南野は後半36分から出場(ベンイェデルは後半20分から出場)。

チームは2-0で勝利したものの、プレータイムは少なかったため、現地メディアでは採点なしとなった。

試合後、ヒュッター監督はこの試合の布陣について述べていた。

「今日の問題は“10番”を1人にするか2人にするかだったが、相手が中盤を強化してきたので、トップを1人にした。

どちらの選手を選ぶのかは決して簡単ではないが、途中投入したウィサムも非常によかった。

フォラリンもいい攻撃をしていたし、オフサイドのゴールも非常に惜しかった。ただ、簡単な試合ではなかった。彼はかなりファウルを受けていたからね。

ゴロは並外れているよ。90分止まることなく走ることができる。絶好調だね。我々には彼が必要だ。素晴らしい選手だし、決定的な存在であり続けてほしいね。

彼はシーズン8ゴール以上したことがないって?もっとゴールして欲しいね(笑)

素晴らしい右足を持ったクリエイティブな選手だ。もっとやれると思うが、目標は設定したくない。

フィットし続けてもらいたいが、リーグ最高の選手であることは間違いない」

これまで南野と2シャドーを組んできたゴロヴィンはこの日1ゴール1アシストの大暴れ。現状では南野以上優先される存在になっているようだ。

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