今夏のマーケットで北海道コンサドーレ札幌からディナモ・ザグレブへと期限付き移籍した金子拓郎。
一時期は出場機会を得られないこともあったが、このところは試合で継続的に起用されてチャンスに絡み、先日のロコモティーヴァ戦では試合終了間際に値千金のゴールを決めた。
今回『sportske』のインタビューに答えた金子拓郎は以下のように話し、日本代表のことや免許のことについても答えていた。
金子拓郎
「(ディナモの救世主になった?)そうは思わないけど、ロコモティーヴァ戦とヴァラジュディン戦をいいリズムでプレーできたことは重要だったよ。
もちろんロコモティーヴァ戦で試合終了間際にゴールを決めたこと、ヴァラジュディン戦で同点弾をアシストできたことは嬉しいよ。
でも、もし前半にゴールを決めることが出来ていたらもっと簡単だった。得点できなかった自分を批判することはできるよ。
(ザグレブでの生活には慣れた?)クロアチアでの生活にも、チームメイトにも、リーグにも慣れたよ。
あとは試合でリズムを更に上手く掴んでいくために継続力が必要だ。それからどうやって自分のプレーを示せるかだと思う。
(来年夏には期限付き移籍の契約が切れるが、どう考えている?)僕は自分自身に挑戦し、自分自身を示すためにディナモへと来たんだ。
チームメイトやみんなに受け入れてもらって、クラブが僕を買い取ってくれるようにしたいよ。もちろんディナモに残りたい。
(日本でも試合は見られるの?)札幌のファンがいつも僕をフォローしてくれていて、Instagramを通して応援してくれるよ。
みんな僕がいいプレーをしたことを知っていて、本当にいい応援をしてくれている。そしてもっと多くの活躍を期待している。だからさらにいいプレーを続けなければいけない。
(日本代表の森保一監督からは?)日本代表のことについて言えば、国際経験が足りないと言われている。
ディナモでいいプレーをすれば、代表チームの候補になれると信じているよ。ここまでの試合で良いドリブルができることやスピードを証明できたと思うが、もっと効率的にならなければならない。
(運転免許はどうなった?)今は試験を受けている最中だよ。でも、クロアチア人が逆走してくるのはちょっと難しいね(笑)」
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記事によれば、金子拓郎がディナモ・ザグレブに加入した経緯は「浅野拓磨の獲得が難しくなったときにダリオ・ダバツから金子拓郎の情報を得たから」であるそう。
ちなみに金子拓郎の英語については「かなり上達している」そうだ。