サンフランシスコで行われたAPEC首脳会議。

そうしたなか、タイ政府の公式Xは、セター・タウィーシン首相と中国の習近平主席が会話する様子を投稿した。

習近平主席はボールを蹴るような仕草をしており、2人はサッカーの話題でも会話をしていた。

16日に両国はワールドカップアジア二次予選で対戦しており、中国がタイを2-1の逆転で下している。

習主席:手が小さくてボールを掴めないので、バスケットボールは苦手。サッカーなら大丈夫です。

タウィーシン首相:サッカーがお好きなんですか?私も好きです。昨夜、中国はタイに勝ちましたね。

習主席:そうなんです?ただ、まぐれの要素が大きいと思います。なぜなら、我がサッカー代表チームは…彼らのレベルはよく分かりません。浮き沈みがある。

習主席は、中国代表の試合があったことも知らなかったようで、タイに勝ったのも単なる偶然と言い放っていたのだ。リップサービスも含まれていそうだが、それだけでもないようだ。

サッカー好きとして知られる習主席は、サッカー、バスケ、バレーボールの3大スポーツ向上を誓っていた。特にサッカーW杯の開催と優勝を目標に掲げており、国内リーグは一時世界的スターを爆買いするなど成長。だが、その後、八百長や汚職問題によって、中国サッカーは急降下してしまった。

バンコクでタイに逆転勝ちした中国代表だが、その人気凋落は明らかな模様。

『环球网』によれば、これまでのW杯予選であったような出発式や会見は行われず、空港に来た記者とファンの数は2桁にも満たなかったそうで、タイに向かう航空機もエコノミークラスだったとか。

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もはや、習主席はサッカーへの熱意を失ってしまったように思えるが…。

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