ラツィオで控え起用が続いている日本代表MF鎌田大地。
1年で古巣フランクフルトに復帰する噂が浮上しているが、ラツィオの元キャプテンであるマルコ・パローロは期待しているようだ。
イタリア代表でもあった彼は、『Corriere della Sera』でこう述べていたそう。
「彼の理想的なポジションは中盤の左寄りだと確信している。
彼はマウリツィオ・サッリ監督のスキームを習得しなければいけない。ただ、選手の頭にそれを叩き込まなければいけないのは監督だ。
この日本人選手は攻撃的スペースを得意としている。
トランジションでは、相手を痛めつけるポジションニングを心得ている。
ユヴェントスとナポリ戦でベストゲームをしたのでクオリティはある。ラツィオが飛躍するためには彼は欠かせない存在になるはずだ」
サッリ監督の戦術を学ぶ必要があるとしつつ、主軸になれる能力はあると見ているようだ。
ラツィオは25日にサレルニターナ戦が控えている。怪我で代表を早期離脱した鎌田に出番は訪れるだろうか。