8月にドーピング検査で陽性反応を示したフランス代表MFポール・ポグバに対し、イタリア当局が4年の出場停止処分を求刑したとのこと。

9月中旬から暫定的に出場停止となっているポグバは、10月に行われたBサンプルの検査でも陽性反応を示していた。

検出されたのは当初テストステロンであると伝えられていたが、逆分析の結果によってDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)であったことが確認されている。これは一種の「若返りホルモン」とも呼ばれるもので、各種のサプリメントに配合されているという。

さらにポグバは司法取引に応じることを拒否しており、処分を2年に軽減することではなく、潔白を証明するために最後まで裁判で戦うことを選んだそう。

『Gazzetta dello Sport』が伝えたところによれば、今回イタリアの反ドーピング検察当局がポグバに対して4年の出場停止を求刑したそう。

これは司法取引に応じないドーピングスキャンダルとしては標準的なものであり、特別長期の処分ではない。

なおユヴェントスは現状ポグバとの契約を解除するかどうかを決めていないが、もし有罪判決を受けた場合は退団を余儀なくされるだろうと予想されている。

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ちなみに、現在は契約条件によってポグバの給料は月額2000ユーロ(およそ31万円)まで引き下げられている。

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