10日、U-18年代の日本一を決める高円宮杯U-18プレミアリーグのファイナルが行われ、青森山田高校が4年ぶりに2度目の優勝を果たした。

今年はプレミアEAST王者の青森山田とプレミアWEST王者のサンフレッチェ広島F.Cユースが埼玉スタジアム2002で激突。

試合は序盤から広島ペースで進み、49分、今年のU-17ワールドカップに出場したFW井上愛簾のゴールで広島が先制する。

そのまま広島が勝利するかと思われた後半アディショナルタイム、青森山田は小沼蒼珠のロングスローがゴール方向へ。

広島GK山田光真に青森山田選手が接触していたがファウルにはならず。しかも山田がボールに触れていたということでオウンゴールで青森山田が同点に追いついた。

広島選手が抗議するが判定は覆らず。日差しのため目測を誤った面もあったのかもしれない。畳みかける青森山田はさらに90+4分、抜け出した津島巧が冷静にゴールへ流し込む。

土壇場で試合をひっくり返した青森山田がU-18年代の頂点に輝いた。

またこの日、広島ではプレミアリーグへの昇格をかけたプレーオフ2回戦が開催。ファジアーノ岡山U-18(初)、鹿島アントラーズユース(5年ぶり復帰)、鹿児島城西高校(初)、帝京長岡高校(初)の4チームが来季のプレミア昇格を決めている。

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なお、今年の高校サッカー選手権は12月28日(木)に開幕。決勝は2024年1月8日(月・祝)に国立競技場で行われる。

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