今夏に7年を過ごしたアーセナルを去り、レヴァークーゼンへ移籍したスイス代表MFグラニット・ジャカ。
アーセナルでは一時キャプテンを任されていたが、2019年10月のクリスタル・パレス戦で問題が起きた。一部のホームサポーターからブーイングを浴びた際にそれをあおるような仕草をしたことが問題視されると、ウナイ・エメリ監督はキャプテンを剥奪。その後、退団は必至という状況になったが、残留へと心変わりした。その理由は、2019年12月に新指揮官に就任したミケル・アルテタ監督だったようだ。
ジャカは『The Athletic』のインタビューでこう話したそう。
「アーセナルは俺に対して無礼だった、キャプテンだったのに！彼らは出来る限り早く俺を排除したがっていた。ひとりを除いてね、それはミケル・アルテタだ。
彼と初めて話した際、俺はすでにフライトを予約して、荷物もまとめていた。俺の心と魂はすでにアーセナルから離れていた。
彼は退団するのが君にとって最善だろうが、残って欲しいと頼んできた。躊躇したよ。もう一度アーセナルでプレーするのは想像できなかった。ファンが野次らないクラブに移籍したかった。
でも、アルテタにはとても説得力があったし、人生で初めて家族に相談せずに決断した。心を入れ替え、その日から何事もなかったように練習に戻った」
クラブは退団して欲しがっていたものの、アルテタの説得で移籍を思いとどまったとか。
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