2023年シーズンでの現役引退を決断した元日本代表MF小野伸二。

稀代の天才だった彼は、DAZNのFOOTBALL TIMEに出演すると、内田篤人とこんな話をしていた。

内田「伸二さん、鹿島戦で点とるんだよなぁ、いつも」

小野「鹿島戦だけは燃えるんだよ、俺」

内田「燃えないでいいですよ…」

小野「同級生が多いんだもん」

内田「確かに(笑)」

小野「負けられない戦いがそこにある、僕のなかで。ここには負けちゃいけないっていう。他のチームにもあるんですけど、鹿島だけは(同級生の)人数が多いので。高校の時から名立たる選手たちがいるなかだったので、絶対負けない!と思って。そうすると気持ちが入っちゃってゴールしちゃうんですよ(笑)」

内田「しなくていいんですよね…。多かったじゃないですか、(小笠原)満男さんもいたし、本さん(本山雅志)も、ソガさん(曽ヶ端準)も(中田)浩二さんも。その人達に聞くと、やっぱり俺らの世代は小野伸二だと、みんな言うんですよね」

高校時代からしのぎを削ってきた同級生が多い鹿島戦には特に気合いが入ったとか。

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実際、小野がサッカー人生で最も多くのゴールを決めた相手は鹿島だ(通算8ゴール、2番目に多いのはジュビロ磐田で5ゴール)。内田は天敵としての印象も残っているようだ。

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