かつてFCポルトやモナコ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなどで活躍したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、カタールリーグでの生活に馴染めなかったことを告白したそう。
2014年のワールドカップで得点王に輝いたあと、巨額の移籍金でレアル・マドリーへと移籍して話題を集めたハメス・ロドリゲス。
巧みな技術やファンタジックなプレーに加え、イケメンなルックスも相まってすぐに世界的なスター選手として評価されるようになった。
ただ、その後レアル・マドリーとバイエルン・ミュンヘン、エヴァートンでのプレーを経て2021年にカタールリーグのアル・ラーヤンへと移籍することになる。
そこでは大きな期待を受けたもののあまり活躍することができず、2022年9月にギリシャのオリンピアコスへと移籍。カタールではわずか1年だけのプレーに終わっている。
現在ブラジルリーグのサンパウロに所属しているハメス・ロドリゲスは、今回『Globo』のインタビューに答え、カタールでの生活に全く適応出来なかったと明かしたそう。
「カタールでの人生と文化は、とても難しいものだったよ。適応するのが難しい国だった。
サッカーでは、誰もが裸になってシャワーを浴びるものだと知っているだろう?しかし、チームメイトは言うんだ。『そんなことをしてはいけない』と。怖かったよ。
そして、誰もが素手で食事をする。それは僕にとっては難しいものだった。彼らは食事をシェアしようとするが、僕は言ったよ。『いや、遠慮するよ』と。
ナイフを求めても、彼らは言うんだ。『ダメだ、食事は手でするものだ』と。僕は『君たちはクレイジーだよ。手で食事などしたくはない』と答えた」
カタールはイスラム教の国であるが、ハメス・ロドリゲスはその習慣に全く馴染むことができず、独特の食事や入浴の手法を嫌っていたようだ。
なお、現在プレーしているブラジルリーグについては「思ったよりもかなりフィジカルなリーグだった」と話しているという。
「ブラジルのサッカーについては、行く前は『あまりフィジカルなものではないだろう』と思っていたけど、とても激しいものだった。ファウルで試合が止まることも多く、衝突も頻繁にある。
もっとテクニカルなリーグだと思っていたよ。とてもクオリティが高い選手もいるが、試合はとても難しかった」
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なお、今年ハメス・ロドリゲスはサンパウロで12試合に出場しているものの、わずか1ゴールとなかなか活躍できずにいる状況だ。