カタールを舞台に2024年1月12日から始まるアジアカップ2023。その出場国であるレバノン代表が新ユニフォームを発表した。

キットサプライヤーは2023年11月からスペインのスポーツブランドKelmeが担当。11月と12月に行われた3試合では、今回のユニフォームとは別のモデルを使用していた。

Lebanon 2024 Kelme Home

レバノン代表 2024 Kelme ホーム ユニフォーム

Kelmeとの本格的なパートナーシップのスタートとなる2024ユニフォーム。ホームは伝統のレッドを基調とし、その中に不規則なストライプを落とし込む。

この左右非対称のグラフィックは、代表チームのエンブレムやレバノン国旗・国章に描いているレバノンスギ(レバノン杉)を抽象的に表現したもの。この杉の木は旧約聖書にも登場することから崇高な存在とされている。

レバノンやシリアに自生するレバノンスギは乱伐採の結果、今では絶滅の危機に瀕し保護の対象になっているという。

過去にこうした保護対象をデザインした中東勢のユニフォームといえば、絶滅危惧種のペルシャヒョウを描いたイラン代表の2014W杯モデルが記憶に新しいところだ。

Lebanon 2024 Kelme Away

レバノン代表 2024 Kelme アウェイ ユニフォーム

2024新アウェイユニフォームは、こちらも伝統色のホワイトを基調とする。胸にボーダーを配するスタイルは2012モデル以来で、全体的にレバノン国旗を思わせるデザインだ。

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アジアカップは2大会連続3回目の出場となるレバノン。2023年カタール大会ではグループAに所属し、開催国カタール、中国、タジキスタンと対戦する。

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