ブラジル全国選手権2部のサントスFCは、公式Xで「V・ファーレン長崎と連絡を取り続ける予定だ」と発表した。

サントスは「リスペクトを表し、クラブ間の良好な関係を維持し、ファビオ・カリーレ監督に関する透明性を完全に確保するため、数時間以内にV・ファーレン長崎と連絡を取り続ける」とコメントしている。

V・ファーレン長崎と昨年11月に契約を延長したと伝えられるファビオ・カリーレ監督が、突如サントスの指揮官に就任してから2週間ほどが過ぎた。

ファビオ・カリーレ監督は12月20日に長崎へ「サントスに移籍したい」と意思を表明し、その後サントスで就任記者会見も行っている。先日はすでに練習もスタートしていることが発表された。

しかしながら長崎側は「オファーがまだ届いていない」と発表し、契約を解除するための手続きや違約金の支払いが行われていないと訴えている。

サントス側は経営状況がかなり悪化していることもあって違約金の支払いを拒否している状態で、FIFAが禁止する「二重契約」の形となっている。

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果たしてこのサントスの発表は、正式なオファーを送るという意味であるのか…この後の対応に注目が集まっている。

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