現在マルセイユで監督を務めている元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が、自身の尊敬する指揮官について語ったという。

選手時代にはACミランやグラスゴー・レンジャーズなどでプレーし、引退後はパレルモやミラン、ナポリ、バレンシアと指揮してきたガットゥーゾ。

彼は『L’Equipe』での対談で以下のように話し、これまで指導を受けていた監督について以下のように話していたという。

「ジョゼップ・グアルディオラがバイエルン・ミュンヘンを率いていたころ、彼に会うためにドイツへ行った。そして彼の車が来るのをトレーニングセンターの外で3日間も待った!

誰にも何も頼んでいなかったからな。誰かにお願いごとをするのは好きじゃない。彼がついにオレとすれ違ったのは2日後だった。同行していたアシスタントのジジとオレはかなり厳しい時間を過ごしたよ。

オレは過去に指導を受けた監督から色々なものを受け取ってきた。カルロ・アンチェロッティはとても多才で、誰の心にも入り込むことができる。それは信じられない才能だ。

17歳のときにはレンジャーズでウォルター・スミスという素晴らしい人格者で教育的な指導者に出会った。ただ、彼は頭に血が上るとグラスゴーで最悪の犯罪者になるような男でもあった。

そしてアルベルト・ザッケローニも指導者としては戦術的なモンスターで、試合の細部については詳しく説明してくれたが、モチベーションを伝える何かが足りないような感覚もあったね。とにかく彼ら全員がオレに何かを残してくれた」

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グアルディオラに会いに行ったときは、誰にもアポイントを取らなかったために対面するまで3日間を要したという。駐車場でいきなりガットゥーゾと直面したグアルディオラもさぞビビったことだろう。

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