パリ・サンジェルマンに所属しているフランス代表FWキリアン・エムバペが、「レアル・マドリーへの移籍に合意した」と報じられているようだ。
この数年、パリ・サンジェルマンから退団するという噂が何度も流れてきたエムバペ。昨年夏もレアル・マドリー加入が間近だと言われたが、結局は巨額の契約を結び直して残留している。
しかし『Foot Mercato』によれば、今年に入ってエムバペはついに「パリ・サンジェルマンを退団する」という決断を下したとか。
以前『The Athletic』が伝えたところによれば、レアル・マドリーは昨年の夏に発生したような混乱を避けたいと考え、エムバペには「1月中旬までに決めてくれ。それ以降はない」と期間を定めていたとのこと。
エムバペは契約が残り半年となっているため、すでにパリ・サンジェルマンの許可なしに他のクラブと交渉や合意が可能な状況である。
パリ・サンジェルマン側も、エムバペがフリーで退団することで財務健全性やプロジェクトが脅かされることはないと伝えられており、クラブの大きなダメージにはならないようだ。
1月3日に行われたトゥールーズ戦のあとにエムバペは「まだ何の決断もしていない。選択もしていないし、重要なことではない」と話していたが、この数日で意思を固めたのだろうか。