昨年まで鹿島アントラーズで指揮を執っていた岩政大樹氏が、ベトナム1部リーグの強豪ハノイFCの監督に就任することが発表された。
今年から秋春制に移行されるため全13試合の短期で行われているベトナムリーグ。2022年は優勝を果たしてAFCチャンピオンズリーグにも出場していたハノイFCであるが、2023年は優勝を逃し、今季は8試合で3勝1分け4敗と苦戦している。
2023年はモンテネグロ人指揮官のボズィダール・バンドヴィッチ監督でスタートしたが、シーズンを終えて退任。10月からはレー・ドゥク・トゥアン氏とディン・テ・ナム氏が暫定的に指揮をとって2023-24に臨んでいた。
AFCチャンピオンズリーグでは浦和レッズに勝利を収めるなど印象的な試合を見せたものの、リーグ戦では苦しい状態が続くことに。
結果が出なかったことでディン・テ・ナム氏を本来のユース監督に戻すとともに正式な指揮官の招聘に動き、今回残りの5試合に向けての新たな監督として岩政大樹氏が就任することになったようだ。
なお、現在ベトナムリーグはアジアカップ2023のために中断中で、再開は2月17~18日となる。ハノイFCはアウェイで4位と好調のタインホアと対戦する予定だ。