今季移籍したラツィオで思わぬ苦難に晒されている鎌田大地。マウリツィオ・サッリ監督のもとで地位を確立することができず、アジアカップの日本代表メンバーからも漏れてしまった。
ラツィオは29日にナポリと対戦するが、昨年9月の対戦で決勝ゴールを決めた鎌田は厳しい状況にある。
そうしたなか、かつてラツィオでプレーしたチーロ・ムーロ氏は、『Lazionews.eu』のインタビューでこう話していた。
「(鎌田はサッリのスタメンから外れた謎の存在だが、この日本人選手の不調は何に依存しているのか)
環境やチームに大きく左右される。プレッシャーに弱い選手もいるが、鎌田はこれに大きく影響されていると思う。
コミュニケーションの問題はあまりないと思う。ピッチ上ではサッカーの言葉で話すし、必要があれば、ジェスチャーを交えて互いを理解する」
コミュニケーションではなくプレッシャーの問題ということだろうか。
現在6位のラツィオは連勝が5でストップしたが、9位に沈む王者ナポリとの対戦は重要なものになりそうだ。