バイエルン・ミュンヘンは1月31日、「福井太智がポルティモネンセへと期限付き移籍する」と公式発表した。
なお、バイエルン・ミュンヘンとの間の契約は2026年まで延長されたとのことで、その上でローンでポルティモネンセへと送られるという。
サガン鳥栖から2023年1月にバイエルン・ミュンヘンへと加入した福井太智は、それからアマチュアチームの方で地域リーグに15試合出場して1ゴールを記録した。
また先日はDFBポカールのプロイセン・ミュンスター戦で初めてトップチームの試合にも出場しており、高い評価を受けていた。
そして今回2025年夏までだった契約を2026年6月まで延長した上で、ヨーロッパの試合に出場する経験を得るためにポルティモネンセへと貸し出されたとのこと。
バイエルン・ミュンヘンのユースでディレクターを務めるヨッヘン・ザウアーは以下のようにコメントしているそう。
「福井太智は昨年からチームに加わり、それから非常に成長を見せた。9月にはプロデビューも果たした。
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ポルティモネンセは日本人選手をヨーロッパのサッカーに溶け込ませる能力でよく知られているクラブだ。したがって、彼がプロリーグで次のステップに進むために非常にいい経験を得られるだろうと確信している」
なお、ポルティモネンセによれば福井太智の契約は2025年までの1年半のローン移籍。さらに『Maisfutebol』は買取オプションが付随していると伝えている。