日本代表は、3日に行われたイランとのアジアカップ準々決勝に1-2で敗れた。
前半のうちに先制したものの、後半は劣勢になり、逆転を許す痛恨の展開だった。
『TABNAK』などによれば、イランのアミール・ガレノイ監督は、試合後にこう述べていたそう。
「サッカーは絶望や破壊の場所ではなく、楽しむ場所だ。技術的には失点した後は最高の試合ができた。序盤は選手たちに自信がなかったが、それは日本の最近の成績が原因だったのかもしれない。
だが、ハーフタイムに選手たちに伝えた。相手の中盤3枚を試合から消して、前からプレッシングに行けば、90分のうちに勝てるかもしれないと。実際にそうなったことが嬉しい。
日本は多くのスターを擁する立派なチームだ。いいプレーをしたし、素晴らしいチームであることを示した。だが、今日は我々が相手よりもはるかにいいプレーをした。
日本の監督は良き友だ。3~4か月前のFIFAサミットでたまたま席が隣になった。彼はとてもいい人柄で、サッカーを愛しており、いい考えを持っている。我々は友人だ」
日本代表の森保一監督に会ったことがあり、いい人という印象を抱いていたとのこと。
また、イランの同点ゴールを決めたモハマド・モヘビは、「両チームとも素晴らしいレベルのプレーをした。難しい試合だった。アジアを超えたレベルの試合だった。全てのチームメイトに感謝しているし、イラン国民も僕らのためにたくさん祈ってくれた。満を持して国に帰って、イランの誇りになれることを願っている。自分は全ての対戦相手をリスペクトしている。イランはアジアカップで日本に勝ったことが一度もないと言われたけれど、そんなことは考えたこともなかった」と話していたという。