ドイツ1部ヴェルダー・ブレーメンとキットサプライヤーのhummelは4日、クラブ創設125周年を祝う特別ユニフォームを発表した。
125年の歴史を通じて団結をコンセプトとしたこのユニフォームのキービジュアルには、多くのレジェンドが集結した。
Werder Bremen 2023-24 hummel 125th Anniversary
ヴェルダー・ブレーメン 2023-24 hummel 125周年記念 ユニフォーム
クラブの創設記念日である2月4日に発表された125周年記念ユニフォーム。クラブカラーのグリーンを基調に濃淡でアクセントをつけ、印象的な模様を全面に配する。
サプライヤーhummelとスポンサー「MATTHAI」のロゴマークは中央で縦並びに配置。どちらも濃いグリーンで彩り、存在感を消すことでクラブ125年間の歴史に敬意を表す。
前面のエンブレム下部には“1899-2024”をレタリング。背面の首元には125周年ロゴマークを付ける。この125年の歴史の一部には、奥寺康彦氏(横浜FCシニアアドバイザー)と大迫勇也(ヴィッセル神戸)も含まれている。
ちなみにサプライヤーでデンマークのスポーツブランドhummelは、2024年で創業から101周年を迎える。こちらも長い歴史を持つ企業だ。
この125周年記念ユニフォームで非常に印象的なのが、シャツ全体にオールオーバーでデザインした模様。この正体はクラブの初代エンブレムで、創設翌年の1900年から1902年頃まで使われていたようだ。その後は数度のデザイン変更を経て現在のエンブレムに落ち着く。
女子チームにも125周年記念モデルが登場し、男子と同様に胸スポンサー「Ammer Länder」の色を消す。GKユニフォームには今季のリーグ戦モデルと同じオレンジを採用している。
今回のキービジュアルには過去と現在の選手が参加。2ショット画像はフランク・バウマン(左)とネルソン・アエド・バルデス。そして右はアイウトン。3人とも2003-04シーズンのブンデスリーガとDFBポカールを優勝した2冠達成シーズンのメンバーだ。なお、アイウトンはこのシーズンのリーグ得点王も獲得している。
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この記念モデルには専用のパンツとソックスも登場。クラシックな空気が全身を包み込む。
クラブ創設125周年記念ユニフォームは、10日にホームで行われるブンデスリーガ第21節ハイデンハイム戦で選手が着用予定。一般向けには4日にクラブのオンラインストアで販売開始となったが、猛烈な勢いで売れているようだ。
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