この冬も日本人選手たちがJリーグから欧州に移籍し、新天地での挑戦を決めた。
FC東京からベルギーのヘンクにレンタル移籍した熊田直紀もそのひとり。彼は2023年U-20ワールドカップにも出場した19歳のストライカーだ。
アンダー世代でロールモデルコーチを務めた内田篤人は、かねてより熊田への期待を語ってきたが、このほどDAZNで放送されたFOOTBALL TIMEでこう述べていた。
「クマちゃん!クマちゃんは…大人しいから、内面的に変わらなきゃいけないですよ。
クマがマジの熊にならなきゃ、ガオーのマジの。野獣のように変わってほしいな、クマちゃん」
海外では大人しい性格面を改造する必要があるとのことだが、これは期待の裏返しだろう。
実際、内田は昨年の時点でこう予言していた。
「(活躍するので名前を覚えておいてくださいと)言ってたじゃないですか、熊田がいいよと。
(U-20W杯では)5ゴールで得点王になったんじゃないかな。体が強くて、思い切りもあるし、左利きっていうのもでかいしね。能力とか持ってるものは素晴らしいものがありますから。
向こうのヨーロッパだったりのスカウトのなかでは彼の名がかなり上がってたと聞いております。なので、FC東京のみなさん、サインは今のうちに、写真も撮っておいたほうがいいかもしれませんよ」
10代にして海外挑戦を決断した熊田。野獣のようなゴールショーに期待したい。