17日に行われる富士フイルム・スーパーカップ。Jリーグの王者であるヴィッセル神戸と、天皇杯の王者である川崎フロンターレが戦うタイトルマッチだ。

その前日に行われた記者会見において、川崎フロンターレからは加入から間もないファン・ウェルメスケルケン・際が出席。オランダから逆輸入の形でJリーグ初挑戦となった彼は会見で以下のように話していた。

「僕自身はオランダで半年間プレーしていましたし、沖縄キャンプから帰ってきてからも動きは良いです。ACLでまず1勝できたことも含めて、僕自身も、チーム全体としても、上手くフィットできている感じがします。

川崎フロンターレはタイトルを取らなければならないチームなので、そのチャンスが目の前にあるということで。チーム全体で勝ち取りたい気持ちはあるので、120%の力でいい試合をして、タイトルを取って帰りたいと思います。

自分は日本でプロとして公式戦をプレーするのは初めてですし、色々な方が見に来てくださるはずです。なので、自分がどんな選手なのかというのを分かってもらえるようなプレーができたらなと思っています。それがチームの勝利に還元できればいいなと。

サイドバックは様々なタスクが求められるポジションなので、それを解決しながら攻撃の中で潤滑油になる存在になれればいいです。前に行ったときはアシストができるような立ち位置をして、最終的には自分もゴールを奪えるポジションを取れればと思います。

ヴィッセル神戸は縦に速いチームかなという印象です。後ろでリスクを冒してくるわけではなく、大迫さんを含めて前でボールを収められる選手がいる。それを生かして前に出てくる。そしてディフェンスでもしっかりプレッシャーに来る。その相手と戦う中で、フロンターレらしさをぶつけたいです。

僕自身は、ある一つの試合に対してどうこうというよりは、タイトルに対して全てを費やしていくということを考えています。

戦うところはしっかり戦う。球際で負けないこと、ゴール前の細かいところをちゃんと丁寧にやること。タイトルがかかった試合はそういうところが大事になるので、そこを意識してやっていきたいです。

Jリーグのチームは足元が上手くて気が利いている選手が多い。特にフロンターレはそうですし、しっかりサッカーができる。

各チームそれぞれに特色があると思いますし、フロンターレと神戸さんでもぜんぜん違うサッカーをしますし、これから色々なものを知っていきたいですね」

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1月のマーケットでNECナイメーヘンを離れ、初のJリーグクラブへの加入を決断したファン・ウェルメスケルケン・際。

通常であれば公式戦はJリーグ開幕戦になるところが、今回はAFCチャンピオンズリーグがあり、さらにフジフィルム・スーパーカップもあり。それが個人としてもチームとしても良いフィットに繋がっているという。

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