先日、日本代表MF久保建英はレアル・ソシエダとの契約を2029年まで延長した。

そうしたなか、『Marca』は、「ソシエダはダイヤモンドである久保を6000万ユーロ(97億円)に磨き上げる」という特集を伝えている。

ソシエダ加入から1年半で久保の市場価値は6000万ユーロと8倍になった。また、日本企業のYASUDAと3年のスポンサー契約を結んだソシエダと日本とのつながりは、史上最高レベルになっているとのこと。

実際、ソシエダの会長も、日本は戦略上重要な国であり、大きなチャンスがあると明言。ソシエダはアジア諸国でのオンラインセールスが10倍に跳ね上がり、特に久保のスカーフ(タオルマフラー)は完売する人気商品になっている。

SNS上でも久保効果は顕著で、日本はソシエダのアカウト閲覧数が2番目に多い国になっているほか、都市別では地元サン・セバスティアンなどを差し置いて東京が1位だとか。Xのフォロワー数自体もレアル・マドリー、バルセロナ、マンチェスター・シティ、PSG、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプールに次ぐサッカー界7位になっている。

さらに、ソシエダのYouTubeチャンネルでも久保効果は絶大で、登録者数は5.7万人も増えた。また、再生数の40.5%は日本からのものだそう(スペインは44.9%)。

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サン・セバスティアン市も久保効果の恩恵を受けており、日本人観光客を重要視しているとのこと。また、ソシエダは今年にアジアでのツアーを行う予定だそう。

久保もバスク人と日本人には多くの共通点があると語っているが、この蜜月はいつまで続くだろうか。

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