ラツィオは18日に行われたセリエA第25節のボローニャ戦で1-2の逆転負けを喫した。鎌田大地は逆転される直前の後半31分にルイス・アルベルトとの交代で途中出場している。
ラツィオは15日にUEFAチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦に1-0で勝利する金星をあげていたが、ホームで痛恨の敗戦となってしまった。
『Sky』によれば、マウリツィオ・サッリ監督やラツィオの選手たちは試合後の会見に応じず、沈黙したまま帰宅したという。その理由は判定に対する抗議だそうで、「この試合へのコメントはない」という声がクラブから漏れ伝わってきているとのこと。
ラツィオ側はPKが与えられなかったこと、相手選手に2枚目のイエローカードが提示されなかったことに苛立っていたようだ。サッリ監督は前半終了時点でロッカールームに引き上げる通路の入り口でファビオ・マレスカ主審を待ち伏せしていたそう。
ラツィオが試合後に報道陣に沈黙を貫くのはこれが初めてではない。ユヴェントスに1-3で敗れた昨年9月の第4節後も同じことが起きたが、その時も試合を担当したのはマレスカ主審だった。
なお、『laziostory』では、「サッリ監督、対戦相手、契約更新、ファンを心配させるようなことは何もしなかった」として鎌田に5点の採点を与えていた。退団してしまうことを嘆くような活躍は見せられなかったという皮肉のようだ。