Jリーグが開幕して1週間が経過した。今季も熱い戦いの中で、開幕節からチームにフィットして大暴れを見せる新加入選手たちが目立った。
彼らのバックグラウンドはさまざまで、活躍してステップアップした選手や伸び悩むも新天地での活躍を誓った選手など多岐に渡る。
今回はJ1開幕節からインパクトを見せる新戦力3選手を厳選した。
いきなりフィットしたストライカー
大橋祐紀
所属:サンフレッチェ広島
ポジション:センターフォワード、シャドー
昨季湘南ベルマーレでリーグ戦23試合13得点3アシストと残留争いを繰り広げたチームの救世主となった大橋は、今季からサンフレッチェ広島に完全移籍した。
絶妙なタイミングで相手の背後を取る抜け出しや相手ディフェンスラインのほころびを突くラインブレイクが武器であり、細かく動き直しを入れながら相手の急所を突いていく。そしてミドルシュートを持っているため、多様な局面でフィニッシュに絡める。
広島の戦術にすぐ適応して、開幕ホーム・浦和レッズ戦で2ゴールをマーク。中央大の後輩である加藤陸次樹との相性の良さも魅せるシーンもあり、今後の活躍が期待できる。