アーセナルに所属している日本代表DF冨安健洋が、クラブと新たな契約を結ぶことに合意したとのこと。
『The SUN』によれば、冨安健洋は今回新たに2028年6月30日までアーセナルとの契約を延長することになるという。
また、給与については現在の週5万ポンド(およそ900万円)から週10万ポンド(およそ1900万円)に倍増することになるそう。
冨安健洋はこのところ怪我に悩まされていることもあり、今冬のマーケットでは特にイタリア方面から期限付き移籍でのオファーが数多く舞い込んでいたとのこと。
ただ、様々なポジションでプレーすることができる冨安健洋の存在をミケル・アルテタ監督とエドゥSDは高く評価しており、さらに選手側も移籍に前向きではなかったため、放出を拒否していたとのこと。
ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「アーセナルは冬の移籍期間で冨安健洋を売却する可能性があったことは事実で、イタリア方面からローン移籍の提案を受けていた」と明かしている。
しかし「結局のところ、取締役会はそれを具体的な交渉に移すことはなかったし、アルテタ監督も彼を常に引き留めたいと考えていた。また冨安健洋もクラブに満足している」とも伝えていた。
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なお、冨安健洋と同じタイミングでベン・ホワイトも契約延長に関する交渉が合意に達したと伝えられており、数週間以内にサインが行われる予定であるという。
ミケル・アルテタ監督は安定したチームを望んでおり、今夏は現有戦力をできるだけ残しつつ、1億ポンドの予算でサイドバックとセンターフォワードを補強する予定だそうだ。