シント=トロイデン(STVV)は11日に行われたベルギー1部リーグ第29節オイペン戦に0-1で敗れた。
6連敗中だったオイペンは600分以上無得点だったが、前半10分にGK鈴木彩艶のミスからゴールを奪取。鈴木は相手のクロスをジャンピングキャッチしようとしたものの、手からボールがこぼれ、そこから失点を喫してしまった。
『HBvL』は「鈴木の大失態」、『Sporza』も「STVVは最悪の立ち上がり。鈴木がイージーボールをこぼすと無人のゴールに蹴り込まれた」、『HLN』でも「オイペンは600分以上ぶりについにゴールを決めた。鈴木の助けによって。この日本代表GKはまたクロスを不器用にも掴み損ねた」と伝えている。
ただ、鈴木は失点後には素晴らしいセーブも見せており、オイペンのフロリアン・コーフェルト監督は「今日はSTVVが勝っても文句は言えなかった。彼らにチャンスがあったが、我々は踏ん張った。鈴木は並外れたセーブを見せた、そうでなければ2-0になっていたはずだ」と話していた。なお、コーフェルト監督はブレーメン時代に大迫勇也を指導した人物だ。