11日に行われたプレミアリーグ第28節リヴァプール対マンチェスター・シティのビッグゲームは1-1の引き分けとなった。

日本代表MF遠藤航は頂上決戦にフル出場し、マンオブザマッチに選ばれる活躍を見せている。一方、遠藤に封殺されたケヴィン・デブライネは後半途中に交代させられると、ジョゼップ・グアルディオラ監督に不満を露わにしていた。

そうしたなか、スペイン紙『SPORT』は、「遠藤航、デブライネを封じたクロップの“頭脳”。そのパフォーマンスはスキャンダルだ」と絶賛していた。

「遠藤はマンチェスター・シティ戦で、戦術的センスと知性を発揮してアンフィールド全体を沸かせた。 結局、デブライネのような超一流が失敗に終わった。

デブライネのようなタレントを不快にさせるタスクはごくわずかの人間にしかできない。間違いなく彼はこの日本人を意識してピッチを去ったはずだ。遠藤に抑えられ、普段のようなプレーができず、69分に交代になった。

“静かに食べる人は繰り返す”と言われるものが、それが遠藤のやり方だ。目立つことを求めず静かにやる。だが、グアルディオラ監督のチームのような天才的中盤を封じたなら、注目しないわけにはいかない。

この日本人はクロップ監督が加入時にリヴァプールに必要だと言っていたものを全て見せつけた。ピッチ上で最も賢く、チームメイトの動きを読み、常にベストの選択肢を探していた。

どこにいるべきか、いつそのポジションを捨てるべきか、いつ仲間が助けに来られるように保持するか、それを心得ている。簡潔に言えば、リヴァプールは遠藤が先発したリーグ戦で一度たりとも負けていない(9勝3分)」

デブライネは遠藤がトラウマになったかもしれないようだ。

海外日本人選手、市場価値がこの1年で最も上昇した10人

英国留学中の息子さんの影響でリヴァプールファンになった鈴木紗理奈さんも「世界中が注目した昨日のマッチでワタがPlayer of the Match!!快挙にも程がある!!」とInstagramのストーリーに綴っていた。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名