昨年夏のマーケットで中盤のメンバーを刷新したリヴァプール。ファビーニョやジョーダン・ヘンダーソンなどを放出し、アレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボスライ、ライアン・フラーフェンベルフ、そして遠藤航を獲得した。
モイセス・カイセドやロメオ・ラヴィア、アンドレ・トリンダージなどのビッグネームを逃したものの、これらの補強は大きな成功を収めている。特に30代で獲得された遠藤航については当初賛否が分かれていたが、その後急速に評価を高めることになった。
『Liverpool Echo』によれば、ドミニク・ソボスライは遠藤航について以下のように話していたという。
「新しいチームと新しい選手で、新しいリーグ戦に臨む。それは決して簡単なことではないんだ。
ただ、我々はチームとして可能な限り到達できる場所までたどり着いた。それを見せられていると思うよ。
しかし、まだまだ我々はそれに取り組んでいるところだ。マッカ(マカリステル)、遠藤航、ライアン(フラーフェンベルフ)と自分。完全に新しい中盤を形成していて、とてもいいプレーを見せられている。
遠藤航とは彼がシュトゥットガルトにいたときに対戦したことがあるんだ。ピッチのどこにでもいる選手なんだ!彼を置いてけぼりにしたと感じても、振り向いてみたらいつだってそこにいる。
『抜いたはずなのに、なぜここにいるんだ?』とみんなが思うのはわかるよ。同じチームに彼がいることが嬉しい。
彼がいい補強だったかどうかを決めるのは僕ではない。ただ、彼は自分がチームにとって重要な存在であることを明らかに示しているよ。それが最も大切なことだ」
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なお、リヴァプールは14日夜にホームでスパルタ・プラハとのヨーロッパリーグ・ベスト16のセカンドレグを戦い、17日にはFAカップ準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチに挑む。
その後はインターナショナルマッチウィークを迎え、各選手はそれぞれの代表チームに合流することとなる。ハードスケジュールの中、リヴァプールにとっても日本代表にとっても遠藤航の存在は大きなものになりそうだ。