昨年夏の移籍マーケットでマンチェスター・シティへと加入する可能性があったブラジル代表MFルーカス・パケタ。
8月18日に『Sky』や『BBC』が伝えたところによれば、ルーカス・パケタは2022-23シーズンに自分が関与した9つの試合にお金を賭けていた可能性があるという。
FIFAやThe FAなどがその疑惑を捜査していると伝えたことにより、ルーカス・パケタはブラジル代表チームから招集を保留された。
さらに「すでに8000万ポンド(およそ130億円)でマンチェスター・シティに移籍することは確実となっている」と言われていた取引も破談になった。
ルーカス・パケタ自身はその疑惑を完全に否定しており、「自分はお金をかけたことはない」と発表しているが、その捜査については現在も続けられている。
ただ、その中で今回のインターナショナルマッチウィークでブラジル代表はルーカス・パケタを再招集することを決断した。
『Mirror』によれば、ルーカス・パケタはその経験を以下のように語っていたとのこと。
「最初は大変だったよ。でも今では精神的に大きく成長して、疑惑も受け入れられるようになった。それを忘れて自分のパフォーマンスに集中できるようになった。
サッカー以外の全てを頭から除外することにした。自分はトレーニングと、プレーと、パフォーマンスの向上だけに集中しているんだ。
デイヴィッド・モイーズ(ウェストハム・ユナイテッド監督)は特別な存在だった。彼とは本当にいい関係を築いている。彼は僕をチームに加えることを望んでいた。
今季は成長を見せていてどんどん良くなっているので、それは重要だった。昨季から今季にかけての進歩は大きい。疑いの余地はない。そのサポートのおかげてこれまでのすべてを忘れられた。
賭博の疑惑に関しては、法的な理由からコメントを避けるように指示されていた。事件が起きてから7ヶ月が経って、僕はそれを解決できるようにできる限り協力を行っているよ」
今季のイングランド・プレミアリーグでは22試合に出場して3ゴール5アシストを決めているルーカス・パケタ。
さらにヨーロッパリーグでも活躍しており、全コンペティションでは33試合で7ゴール6アシストと素晴らしい結果を残してきた。マンチェスター・シティも依然として興味を持っていると伝えられている。
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