先日マウリツィオ・サッリ前監督が辞任し、新たにイゴール・トゥドール氏を新指揮官に迎えたラツィオ。
このインターナショナルマッチウィークでチームを再建するためのトレーニングを行っているが、その最初の戦術セッションにおいて「3-4-2-1」のフォーメーションが使用されたとのこと。
『cittaceleste』によれば、トゥドール監督はこれまでのラツィオにおける選手の優先順位を白紙にし、全員を横一線から競争させているそう。
記事によれば選手たちは「監督の言う通りにやれればOK、やれなければアウトだ」という状況で、まず指揮官が求めるシステムへの適合性が問われているという。
そして『cittaceleste』はこの3-4-2-1の本格導入は「忘れられた選手といえる鎌田大地に利益をもたらす可能性がある」と伝えている。
鎌田大地が所属していたころのアイントラハト・フランクフルトではオリヴァー・グラスナー監督が3-4-2-1のシステムを使用し、鎌田大地はシャドーのポジションで非常に素晴らしい仕事をしていた。
契約が今季限りとなっていることから夏にはラツィオを離れる可能性が高いと伝えられている鎌田大地であるが、この戦術変更によって大逆転の残留もあるだろうか。