2023年5月に上海空港で中国の公安当局によって拘束された韓国代表ソン・チュノ。
『BBC』などによれば、贈収賄事件に関連して拘留されていた彼が釈放されたと韓国外交部 (外務省)が発表したという。
2022年ワールドカップの韓国代表メンバーでもあるソンは31歳のMF。2021年から中国の山東泰山でプレーしていたが、中国外務省は賄賂を受け取って八百長をした疑いがあるとしていた。
韓国側は中国当局と連絡をとり、迅速かつ公正な手続きを要請したとしている。釈放まで時間がかかったため、一時は中韓の外交問題に発展するのではないかという緊張状態にもあった。
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『朝鮮日報』によれば、319日ぶりに釈放されたソンはすでに韓国に帰国したという。
中国サッカー界が汚職撲滅を進めるなか、ソンは初めて逮捕された外国人選手。山東泰山の前監督にも八百長の容疑がかけられている。
韓国外交部は様々なルートで中国側と交渉を行っていたという。ただ、韓国サッカー協会は「選手とまだ連絡がとれておらず、正確な事情は分からない」、「無罪判決を受けたのか、捜査が継続中なのかなども確認できなかった」としているとのこと。