フェイエノールトは7日に行われたエールディビジ第29節で宿敵アヤックスを6-0で粉砕した。
ただ、先発したメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスにゴールはなく、後半32分にそのヒメネスとの交代で投入された上田綺世も得点なし。
そうしたなか、かつてアヤックスで活躍した元オランダ代表ラファエル・ファンデルファールトは『NOS』でこう話していたそう。
「彼(ヒメネス)はあまりうまくいっていない。交代した瞬間が気に入らなかった?彼はフェイエノールトで唯一がっかりしていた選手だった。6-0で勝ったが、不満げだった。
とはいえ、彼は正しいポジションにいる、チャンスは掴んでいるからね。あの試合を見たら、もっと早くに彼を外すだろう。ただ、今回は上田を入れて、ヒメネスの隣りに置くのがベストだったと思う。
彼が早く立ち直ってくれるのを願う。そうでなければ、ヨルゲンセンみたいになってしまうからね。
(フェイエノールト的には)いずれはヒメネスを高く売りたいはずだ。スカウトとしてスタジアムにいると…6-0で勝ったのにストライカーのプレーがひどい。それはいいことではない」
ヒメネスは今季ゴールを量産していたが、今年に入ってからは得点数が減少。アヤックス戦後には「僕にゴールが期待されていることは知っているけれど、この前はみんなを失望させてしまった」とSNSに綴っていた。
なお、デンマーク代表FWだったニコライ・ヨルゲンセンは2016-2017シーズンにフェイエノールトで25得点を叩き出したが、その後は得点数が減少していった。33歳になった現在は無所属となっている。