サッカー選手と言っても人間であり、それぞれの関係は良いものもあれば悪いものもある。ただプロフェッショナルとしてピッチ上ではともに勝利に向けて戦うものだ。
今回は『Planet Football』から「互いに憎しみ合っていた名コンビ」10組をお送りする。そこまで険悪だったというわけでもない選手も含まれているが…。
エマニュエル・フリンポングとサミル・ナスリ
チーム:アーセナル
2019年のインタビューでフリンポングは「正直に言えばナスリを一度も好きになったことはないし、これからも好きになることはない。50億ドルもらっても好きにはならない」と語っていた。
その敵意は当時19歳のナスリがリヴァプール戦後に見せた振る舞いに端を発している。ドレッシングルームでナスリは「負けたのはフリンポングのせいだ」と叫び続けていたという。
その後、フリンポングがSNSでシティに移籍したナスリを批判する投稿をすると、脅迫の電話がかかってきたという。「ナスリが電話をかけてきて脅迫してきた。僕は『君を恐れるような男ではない』と答えた。彼のことは好きではないし、選手としても人としても尊敬しない」とフリンポングは回想している。