今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリヴァプール。その後任は、フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督に決まりそうだ。
スポルティングCPのルベン・アモリン監督も有力とされていたが、なぜ彼ではなかったのか。『Sky Sports』はこう伝えている。
「スポルティングのアモリン監督もリヴァプールの候補リストに入っていた。外野は彼について騒いでいたが、クラブは筆頭候補ではないと主張し続けていた。
彼はいくつかの条件を満たしていたが、3バックを使う点などのプレーアプローチや長期的なビジョンは、今のチームやリヴァプールの全カテゴリーで実施されている哲学には合致しなかった。
39歳のアモリンがウェストハムと公の場で会談した理由についても懐疑的な見方がある。ある仲介者は、アモリンがリヴァプールにプレッシャーをかけ、他に選択肢があることを示そうとしたのではと指摘している。
クラブはその時点より前に、スロットのサッカーのほうが適していると判断していた、優れたコミュニケーターやコネクターとしても」
リヴァプールはレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督を筆頭候補にしていたが、本人が残留を決断したため断念。プランBとしてアモリンよりもスロットを優先したということのようだ。
なお、クロップ監督は4-3-3、アモリン監督は3-4-3、スロット監督は4-2-3-1システムを主に使っている。